日本料理の食器
日本料理は、いろいろな食器を用いて料理を出します。
中国料理では、絵柄はついているものの、食器の形は丸がほとんどです。
また、韓国料理などは絵柄などが付いていない白い食器を用います。
しかし、日本料理で使用される食器は、形・色も様々で、絵柄も色々あります。
日本料理では料理に合った食器を使い、盛り付けも工夫され、食器と料理で芸術品のようになっています。
味だけではなく、目でも料理を楽しめるようになっているのです。
日本料理で用いられる食器は、主に漆器、陶器、磁器などが使われています。
漆器は歴史が古く、かなり昔から使われています。
木や紙で作られており、それにうるしの木からとれる樹液を塗ります。
塗った漆を磨き、つやのある、滑らかな触り心地の器になります。
金箔や銀箔貝殻などをつけ、色々な絵柄がついています。
漆器は日本の代表的な伝統工芸といっても過言ではないでしょう。
陶器や磁器は、土を練り形を作り、焼いたものです。
釉薬という薬や、焼き方、土の種類などで陶器になったり磁器になったりします。
日本の東の方は「瀬戸物」、西の方は「唐津物」と呼ばれています。
日本各地に窯があり、その土地で獲れる土を使った陶磁器が作られています。
その時独特の器や絵柄があり、歴史がある陶磁器も多数あります。
陶器は、釉薬をつかい、吸水性があり、重く、厚手です。
有名なのが、瀬戸焼、伊賀焼、大谷焼があります。
磁器は、半透光性があり、かたく、薄いです。
有名なのが、有田焼、九谷焼などがあります。
- 次のページへ:日本料理の有名料理人
- 前のページへ:日本料理の主な食材
日本料理店・和食ナビのおすすめ業者一覧はこちら。
今日のお勧め記事 ⇒ ミシュランの星付き日本料理店
ミシュランガイドは、1900年パリ万博でガイドブックとして発行されたのが始まりです。 その後、1930年にはレストランを星でランク付けされるようになりました。 もともとフランスのガイドブックだったのですが、現在は、ヨーロッパ、ニューヨークなどのアメリカ各地が発売されました。 2007年には東京版が、2009年には大阪、京都版が発売されました。 ミシュランの調査スタッフは、お店に素性がばれないように行き審査します。 星は、三つ星は「それを味わうために旅行する価値がある卓越した
当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。